Devil†Story

ア「やっぱり…そうだったんだ…」



ヒ「えっ…?」



ア「ゴメンね…。」




謝るアヤナに私は



ヒ「い…今更何よ!」



食ってかかった。



ア「……本当今更だし…言い訳にしか聞こえないと思うけど……。私…脅されてたの…」



ヒ「え…?」



ア「…私と仲良くしないと…ヒカルを…いじめるって…」




ヒ「私…を…?」




アヤナは震えながら頷いた。




ア「さっきも言ったけど…パパの権力に目が眩んだ人に…だから…私は…その人達とつるんだりさっきみたいに…話したりしてたんだけど…やっぱり…辛かった…。でも…寂しい想いさせてたんだよね…ゴメン…」



ヒ「アヤ…ナ」




私は固まった。




私を…かばって…た?




それなのに…




少し間を置くとアヤナはまた静かに笑ってクロム達を見た。




ア「だから…私はヒカルが死ねって言うんなら喜んで受け入れる。…でも、最期に聞いて…。私は…ヒカルを…要らないなんて思った事なんか…1度もない…よ。ヒカルは私の光だった…」




そうアヤナは私の方を見て笑顔を見せて…




ア「ありがとう…大好き…。さよなら…」




そう言ってクロムの方へ歩み寄ってった。