ク「…?」
俺は奴を見た。
奴は眉をひそめている。
キ「うっ、ぐっ…!?」
そして、片手で頭を押さえた。
キ「ッ…!まさ…か…!」
苦しそうに奴が言った瞬間だった。
―やめて……―
透き通った声が頭に響いた。
ク「! この声は…」
俺はキシを見た。
そう、この声は……輝太。
キ「輝…太……!ぐっ…!」
―やめて…!これ以上…クロムお兄ちゃんを傷付けないで……!―
輝太が叫ぶ。
キ「何…を…!たかが…人間のくせに…!うっ…あああ!」
キシは両手で頭を押さえた。
それと同時に辺りに立ち込めていた殺気が消える。
輝「う…お兄ちゃ……」
ク「輝太か!?」
俺が問い掛けるとこっちを向いた。
その穏やかな表情は輝太だった。
輝「お願い…お兄ちゃ…ん……。僕を…僕を止めて……!」
ク「輝太…」
輝太は分かっているはずだ。
キシを止める為には、体…自分が死ぬしかない事を。
輝「うっ…!」
輝太が頭を押さえる。
―このっ…!黙れ!消えろ!―
今度はキシの声が頭に響く。
きっと、輝太が意識を保っていられるのは…後、僅か。
輝「お願い…お兄ちゃん…!僕…を…止めて……!」
輝太は苦しそうに…それでも笑いながら言った。
もう答えは出てる。
俺は無言で剣を握り直し……
ズシャッ――――
キ「ッ!!!」
奴の…輝太の体を切り裂いた。
俺は奴を見た。
奴は眉をひそめている。
キ「うっ、ぐっ…!?」
そして、片手で頭を押さえた。
キ「ッ…!まさ…か…!」
苦しそうに奴が言った瞬間だった。
―やめて……―
透き通った声が頭に響いた。
ク「! この声は…」
俺はキシを見た。
そう、この声は……輝太。
キ「輝…太……!ぐっ…!」
―やめて…!これ以上…クロムお兄ちゃんを傷付けないで……!―
輝太が叫ぶ。
キ「何…を…!たかが…人間のくせに…!うっ…あああ!」
キシは両手で頭を押さえた。
それと同時に辺りに立ち込めていた殺気が消える。
輝「う…お兄ちゃ……」
ク「輝太か!?」
俺が問い掛けるとこっちを向いた。
その穏やかな表情は輝太だった。
輝「お願い…お兄ちゃ…ん……。僕を…僕を止めて……!」
ク「輝太…」
輝太は分かっているはずだ。
キシを止める為には、体…自分が死ぬしかない事を。
輝「うっ…!」
輝太が頭を押さえる。
―このっ…!黙れ!消えろ!―
今度はキシの声が頭に響く。
きっと、輝太が意識を保っていられるのは…後、僅か。
輝「お願い…お兄ちゃん…!僕…を…止めて……!」
輝太は苦しそうに…それでも笑いながら言った。
もう答えは出てる。
俺は無言で剣を握り直し……
ズシャッ――――
キ「ッ!!!」
奴の…輝太の体を切り裂いた。

