Devil†Story

23:45


俺はあの公園を歩いていた。


ク「………」


ビュー……


風が強く吹く。


さみ………。


春なのにな……。


春だが、まだ夜になると外は寒さを感じる。


桜の花びらが舞う。


待ち合わせた場所に小さな影があった。


ク「……輝太」


俺が声をかけると、輝太はクルッとこっちを見た。


その顔には笑顔。


輝「クロムお兄ちゃん!」

笑顔でこっちに向かってくる輝太。


これから起こる事など…微塵も想像していないだろう。


輝「来てくれたんだね!」

ク「お前が来いって言ったんだろ。で、話ってなんだ?」


輝「えへへ…。ちょっと歩きながら話すよ!桜が綺麗な場所あるから行こっ!僕の秘密の場所なの!誰も居なくて良い場所なんだ!」


輝太はそう言って歩き出した。


面倒だが……最期だからな。


それに、人気のなさそうな場所だし、そっちの方が殺りやすいかもな。


俺は仕方なく、その後ろを歩き出す。