Devil†Story

稀「ただいま、刹那」


稀琉は談話室にいる刹那にいつもの様に話し掛けた。

刹「…あぁ、おかえり」


ク「…?」


刹那は返したが、なんだかいつもと様子が違う。


麗「ただいま。いやー、久々に子どもと遊ぶのもええな〜」


麗弥はそんな刹那の様子に気付いてるのか、違うのか分からないがそう言った。

ロ「意外に体力あるよなー。子どもって」


ロスもそんな呑気な事を言った。


刹那は「あぁ、そうなんだ…」と静かに言った。


やはり様子がおかしい。


ク「…刹那。なんかあったか?」


刹「!」


俺の言葉に俺を見る刹那。

麗「えっ?なんかあったん?」


麗弥の言葉に静かに口を開いた。


刹「…ふぅ。クロムも急かすね」


そう言ってため息をついた。


稀「どうかしたの?」


稀琉がそう言った瞬間、深呼吸し、真剣に…でも、いつもの淡々とした口調で話始めた。


刹「皆…帰って早々だけど……仕事の話だ」


ロ「あー、溜まってるもんな」


ク「それで?」


刹「…裏の仕事だよ」


その言葉に稀琉と麗弥が真剣な表情になった。


裏の仕事…


つまり殺しの仕事だ。


ク「ふん…。で?内容は?」


刹「簡単だよ。1週間以内に…子ども1人を殺るだけ」


稀「子どもって……」


稀琉が眉をひそめながら言ったが俺は言葉を続けた。


ク「……子ども?そのターゲットは?」


俺が聞き返すと刹那は「ターゲットは……」まで言ってから一息置いた。


ロ「…ターゲットは?」


ロスが追求する。


すると「…君達も知ってるよ」と言った。


稀「どういう事?」


稀琉が聞き返した。


その刹那の次の言葉は…きっと稀琉と麗弥は聞きたくなかった言葉だったと思う。


刹「ターゲットは、『神代 輝太(カミシロ キイタ)』。都内の××小学校に通う8歳の男の子…だよ」


「!」


稀琉が目を見開き、麗弥も唖然とした。


そう…刹那が言ったターゲットの名前は輝太だった。