Devil†Story

ロ「おっ、やっと動き出したじゃん」



ロスは起き上がりながら言った。



ク「ったく…とろとろしやがって…」



クロムが屋根に戻ってきた。




ロ「おかえり。何、どーやって呼び出したの?」





ク「出ていくのもめんどくせぇからクローを使った」



ロ「はぁ?クロー鴉なんだから鳥目じゃね?」




ク「だろうな」




ロ「じゃあ、夜に配達は厳しかったんじゃね?」




ク「あぁ。いつもより1分30秒遅かったからな。」




さらりと言うクロムにロスは



ロ「も少しいたわってやれよ」




と言った。




ク「文句言ってた。まぁ、ちゃんと後でアレしてやるよ。それより…そろそろ移動するぞ」




クロムは剣を肩の上に持った。




ロ「はいよ」




2人は屋根から飛び降りた。