Devil†Story

そう…だ。



早くアヤナを連れ出さなきゃ…。



私はそう決心してアヤナん呼んだ。




ヒ「アヤナー!」



ア「なーにー!?」



他の友達と話していたアヤナはこっちを向いた。



ヒ「ちょっと来てくれる?」



ア「分かったー!」




アヤナが走って来た。



ア「どうしたの?」



ヒ「ちょっと来て欲しい場所があるんだ♪」




ア「えっ、何処?」




私は少し間を置いて




ヒ「私の家。近いでしょ?アヤナに秘密の話があるんだ」



と言った。




ア「秘密の話?分かった♪」



ヒ「じゃあ、行こ♪」




私はアヤナの手を引っ張る。




ア「うん!わー、なんだろ」



なんてはしゃぎながら言う。



これから自分が殺されるなんて微塵も思っていないのだろう。




…まぁ、当たり前だろうけど。




こうして私達はパーティー会場を抜け出して私の家に向かった。