先生の家に着いて
チャイムを鳴らすと、
ジャージ姿の先生がいた。

「遅かったな?」

「食材を買ってきた。」

私は晩御飯を作りたかった。
だから来る途中で、
スーパーに寄って買い物を
してきたのだ。

家の中に入ると、
シンプルな白が統一されていて、
清潔感に溢れていた。

「白ばかり。」

「ごめん。
1番好きな色なんだ。」

「いいよ。
私は何故か黒が多いから。」

「以外だな。」

私は食材を冷蔵庫に入れて、
先生は飲み物を用意して
くれていた。