天使と吸血鬼

父上は俺の頭に、
代々続く王冠を乗せた。

「いよいよ妃が横に来る。
そのまま結婚式をする。」

「分かりました。」

俺は目を瞑って、
近づいてくる妃を待った。

しばらくすると、
俺の横に来て、
俺の腕に組んできた。

俺はエリカしか無理。
彼女の腕を離そうと、
した時に声が聞こえた。

「先生?」

「ええ?」

俺は腕を組んでいる
妃を見つめた。

「エリカ?」

「先生?それともブルー。
どちらで呼べばいいですか?」

俺は嬉しくなって、
エリカを力強く抱きしめた。