「真白は入学してから
ずっと1人ぼっちなんだ。

けど、お前が転校してきて、
初めてだよ。
話している姿を見たのは。」

知らなかった。
真白さんが私と同じだった
事に私は何故か親近感を
覚えてしまった。

悪魔界では全くなかった
親近感すらなかった。
嫌。お父様が私を全く
他の人との接触を避けていた。

理由は聞けなかった。
ある意味、聞くのが
怖かったから。

「お前の過去は知らないが、
真白と仲良くすれば、
お前が抱え込んでいる、
悩みも解決できるだろう?」

「私の悩み?」

「ああ。だから泣いて
いたんだろう?」

私は先生にも、
親近感を持ってしまった。