あたしは、手首から血が出るのを見て自分が生きていると感じられた。 血が出るのが嬉しかった。 痛みなんか感じなかった。 踏切を通る度、自分がはねられて死ぬのを想像したりもした。 神様は、そんなあたしを見ていたの? あれは、神様がくれたプレゼントなのかな? あたしを闇の中から救ってくれる一筋の光。 あなたは、あたしにとって世界で1番大切な存在でした−…