恋する美容師

それから
トリートメントもして
くれて髪をタオルで
拭いて巻いてくれた


「おー♪」


真李が雑誌を読みながら
手を挙げてきた


「さぁ、どうしよかな」


お兄さんが悩みながら
言った


すると真李が


「そのことなら
お兄ちゃん
あたしに任せてよ!
あたし指示するし
言った通りにしてくれる?」と言った


「ふぇ?真李がぁ?」



「そ..なんか文句ある?」



こえー!
睨んでるしぃぃ!!



「いいえ..」


そういって
黙るあたし


「ん~そうだなぁ
真李のほうが女好み
分かるしそうしよう」