恋する美容師

「わぁぁ
すごくオシャレ♪」


見渡すほどに
広く美容院と
思えないくらい超きれい


「あたしもはじめてきた」


「え?そなの?」


「うん..ここ
予約早めにとらないと
なかなかこれないし

さっき並んでた子たちも一目でいいから見に来る子たちらしいし!

そう思うとお兄ちゃんたち
すごいね。」



「だろ?
ここ入るのん苦労
したんだぜ?
常に大会で1位しか
とらないといけないし
おまけに顔まで..
ま、俺は余裕だったけど」



「こんなナルシストな
やつが兄とか嫌だな」


「あ"?
真李何か言ったか?」


「なんも?
空耳じゃないの?」



そんな会話を笑いながら
ききながら
店内を歩いた