恋する美容師



そう真李に話したら


「それは紗悸にあった
オシャレを見つけられて
ないんじゃないかな?」


「え・・?」



「大丈夫だよ!
お兄ちゃんの仕事は
それを応援する仕事だし」


「・・・・・・・」



「せっかく女の子に
生まれたんだから
オシャレいっぱいして
恋して幸せにならないと
もったいないよ?」


なぜか涙がでてきた



「真李ぃ・・・
こんなあたしでも
変われるかな?
あたし恋したことないし
実は恋してみたぃんだぁ・・」


「うん!当たり前じゃん♪紗悸は、可愛いし」



「お世辞なんて・・・
いらないょ?グスン」



「お世辞じゃないし!
だって紗悸メガネ
はずすだけでも
可愛いし別人だし!
とりあえずあたしが言うんだから間違いないない!」


「・・・ありがとぅ」



やばい泣ける・・



あたしこんな
良い友達もっただけでも
最高に幸せだよ?




「ずっと友達でいてね」



・・・なんて

言えないけどさ(笑)