恋する美容師



お昼に流れる恋愛ソングが

心に残る



♪君に夢中すぎて
今やってることが何か
わからない




そぉそぉ・・・
ぼーとしちゃうだよね



♪上手く伝わらないなけど君が大好きなんだ



言葉に
できないんだょね・・
わかるわぁ!その気持ち




♪君が愛しくて
離れていても君だらけ
会いたくてたまらない



うんうん・・



♪電話しててもメールしててもたりないよ
もう君に夢中




良い歌だわぁ~
まさにそれっ「ちょっと?聞いてんの?」



ハッ!



現実にもどると
真李が怒った顔で
あたしを見ていた



「・・・え?」


とりあえず聞き直した


ふえーん


怖いよおお



「話聞いてなかったでしょ?何考えてたの?」



「そ・・その通りでございます。ミュージックワールドの世界に入っておりました」




「はぁ?ミュージックワールド!?・・まぁ、いいや、でさ?」



「・・?」



うーん、今思ったんだけど


なんか真李さん
怖くないですか?


なんか最初らへんのあたしと立場逆っぽくないですか?


こんなの真李じゃなーい!


あたしも
こんなんじゃないー!笑



作者め!
ストライキ起こすわよ?