恋する美容師


とりあえず
あたしも入った



すると秀一と
イケイケギャルの店員が
なんか喋ってた


店員は、顔が赤い



「なんか、こいつにさ
似合う服着せてくれ
俺がそれ判断する」


は・・・?


「はい♪じゃあ
行きましょ!」


あたしは店員に無理やり
引っ張っられ
かわいい服を着せられる


あたしの頭真っ白



「これ、どうですか?」


「なんかこいつっぽくねぇ」



「じゃあこれは?」


「駄目だな」




なんだよ!


これで9コーデ目だし!


あたしに似合う服なんて

ないんじゃない?


どーせ
ジャージとか
ださいやつだけだし!



「これどうです?
あたしが好きなコーデなんですよ♪お客様にとっても似合ってますし!」



あたしが今着てるのは
かわいいピンクのシフォンワンピースに
白のモコモコアウター
そして
茶色いブーツ
なんとも超女の子コーデ

あたしにこんな可愛い服
似合わないし!


「これお買い上げな
今から着ていくから」


「は?いいよ!
似合ってないし!」


「黙れ
ゆうこと聞いてろ
いくら?」


「はい・・」


「35000円です♪
値札切っときますね」


秀一はレジにいき
カードで支払い


あたしは、プチプチと
店員に値札切られてる



「ありがとうございました~♪」


店員は、笑顔で言った


「次いくぞ」


「え・・どこに?」


「秘密♪」


って言いながら
人差し指であたしの唇を
優しく叩いた
なんか色っぽい


「・・・////」


多分あたしのかな真っ赤


だってさ・・あんな

整った顔が近くに

あったらヤバイでしょ!



あたしは、タコみたいな
顔して秀一の車に乗る


もちろん無言・・


あたしは運転する秀一を
見てかっこいいなと
思ってたらいつのまにか
寝てた