目覚ましが鳴ってないのに起きた。 学校へは行きたくないのに。 隣にはあいつがいるから。 時計を確認すると、予定していた時間より5分早いだけだった。 憂鬱…。 でも学校に行かないとママが心配する。 汐も……。 まだねむたげな目を無理矢理覚まそうと体を起こす。 重い体を引きずりながら用意をして学校へ向かった。