何も言えない俺に蓮がまた余計なことを付け足した。 『達也の奴恥ずかしがってんだよ。とりあえず怜奈おめでとう。』 『あっありがとう。』 怜奈は少し照れながら俺を見る。 俺はどうしていいかわからず目を反らした。