『なあ怜奈…キスしたい。』


風邪をひいた達也は甘えた声で言ってくる。


『ダメ…移っちゃうじゃん。』


『お前ひどいなぁ〜お前が移したじゃん。』


『あたしは軽くキスしただけだもん。達也が激しくキスするからでしょ?』


『怜奈が誘ってきたからじゃん。』


『…もう。』


チュッ。