『俺、ちゃんと怜奈に謝るよ。』


翌日俺は怜奈を学校の屋上に呼び出した。


『達也どうした?』


あんなにひどいこと言ったのに怜奈はにこりと笑顔を見せた。


『俺さぁ怜奈の気持ち全く考えてなくてひどいこといったから謝ろうと思って。』


『全然いいよ。嘘ついたまま付き合ってるより達也の本当の気持ちがわかってよかった。でもあんな形でわかりたくなかったけどね。』