キスよりも甘く〜その後の俺たち〜


(達也side)


しばらくして人気がいない路地を肩を震わせながら歩いている桜子発見


『桜子っ!!』


俺は大声で叫んで呼び止めた。


桜子は一瞬歩みを止め振り向いたがすぐに走りだした。


ばかっ…なんだよあいつ!!


俺は走って追い掛けた。