そこで我に返った私が思い出すことはやっぱり門限のことで 「やばっ!!」 カバンを握り直し小走りで立ち去ろうとする私の腕を程よく筋肉がついているであろう男の手が引き止める。 男の存在を一瞬忘れていた私は腕をつかまれたことにビックリした。 (殴られるかも...!ケンカ売っちゃったし。) と思ったのは一瞬でやっぱり思い浮かぶのは門限のこと。 (門限破ったらヤバい。) と思い 「ごめんなさい。」 と、思ってもいない言葉を並べて手を振り払い家に向かって小走りをはじめた。