俺とお前と宇宙たわし


「せめて俺も混ぜろ!!」




そこかよ。




『もう一回言って!!ノンカ・・・』



「「Non caspico l'italiano.」」



「おい・・・シカトかよ・・・」




そんなこんなで、時間はどんどん過ぎていった。









『もう歩き疲れたわぁ・・・まだ歩くの?』



もうあたりはオレンジ色に染まり始めている。




「うーん・・・もうちょっと・・・」




宇藤は疲れた顔をしている俺たちを横目に見ながら、構わず進んでいく。