「YOU-I、俺たちもいこ・・・」 振り返ると、宇藤の様に怯えた顔をしたYOU-Iがいた。 「ははっ、お前も高所恐怖症か??」 「・・・・・・・・」 嘘だろ・・・ 『おーい、こっち側についたわよ!野良さん達もきなさーい!』 「ほらっ。たわしも呼んでッから」 俺は手を差し伸べた。 YOU-Iはそれをとって、 「ゼッタイに離さないでくだサイ」 と 言った。