「はぁ!?」 「よかったなぁ、ブスコン。」 「・・・はいはい。優勝しますよ」 宇藤はこういうやり取りが好きなようだ。 「あ、ところでこれ見ろよ。たわしがあんまりにもいいからキーホルダーにしてきたんだぜ。」 宇藤のかばんにはたわしがついていた。 「馬鹿だろ、お前・・・」 「いいんだよ。じゃあ席につくわ。」 「あっそ」