とある100円ショップ。 その店の『トイレ洗いコーナー』に一人の少年が立っていた。 彼の名は「宇藤」 少年はひとつのたわしを見つめていた。 不思議なことに、そのたわしだけタグがついていない。 宇藤はその不自然さに心を囚われてしまった。 (やばい、これは店員に言わないと) 宇藤はそのたわしをレジに持っていった。