* * *


目覚めの朝は、カーテンで締め切って全く光の通らない部屋に響く携帯のアラームの苛立った様な音。うぜぇ。



ああ、今日も1日が始まる。


寝返りを打ってから、五分。布団からは出ない。毎度の光景。ノロノロとベッドから這い出す頃には、毎日休日ならいいのに、といつも思ってる。


それでも朝はやってきて、光に慣れた体は何とか活動を当たり前のように始めるんだ。