「ひじりんは仕事?」

「うん、今移動中。近くのホテルでセミナーがあるから」

「そっか」

短い会話の後に、

「あ、そういやぁ、昨日僚くん見たよん?相変わらず目の保養にするには眩し過ぎる美形ぶりだねぇ?あんなの直視して耐えれるひじりちゃん、是非ウチのお店にスカウトしたいわ~」

軽くウインクして気怠げに話す口調はいつも通りなのに、一瞬心臓が飛び跳ねた。

「話した?」

「うん☆何人かのお得意とお店に来てくれたからねぇ。」

長い髪の毛をクルクルさせるマッキー。あたしはひとつ息を吸い込んだ。