まだ初めの小鉢が運ばれる前に、麻由が口を開く。 「こうしてると、学生時代思い出すよね」 まだ半分しかグラスは開いてないのに麻由の頬はうっすらピンク色に染まる。 「ん、麻由すぐに酔っちゃうから最高で二杯だったっけ?」 「二杯で記憶無いからね」 「可愛いー」 ツトムはニコニコと機嫌良さそうに相槌をうつ。 「聖なんか全く顔色変わんないの。あ、そうあの時のさあ傑作だよね」 麻由は学生時代のコンパの時の思い出を目を細めながら話す。 そんな事あったかな、なんて思う事程懐かしかったりして、