京ちゃんと麻由は幼なじみで。幼稚園から中学校まで同じだったと後で耳にした。京ちゃんにとって麻由が『特別』に至った経緯は知らない。二人の間に何かあったのかも知れないし、なかったのかもしれないけど、あたしがそれを知る機会は多分この先もないだろうな。


とにかく、それから京ちゃんとは定期的に会うようになって、しばらくして抱かれた。


『ひじりは抱く気なかったんだけどねー。』


タバコの煙をスゥとはいて、京ちゃんは笑った。


理由は聞かなかった。