走り続けた車に、日の暮れた景色。 流れる会話は、仕事とか日常の事とか、 「趣味は?」 「趣味?特にない、です。飽きっぽいから」 ベランダに飾ってあったプランターは花を無くして既に、放置されてる状態だし。何でも長く続かない。 「誕生日は?」 って、何でこんな会話してんだろ。 だけど、幾らかこの雰囲気に馴染んだ感覚はまるで嘘みたいに会話のキャッチボールを続ける。あたしの事、僚の事。何だか、完全にこの人のペース。