雪華の家。




2人の検査結果のデータをパソコンで雪華が調べている。



雪華『え…そんな事って』


雪華(これは一体どういう事)


リン『どうしたのお姉ちゃん、何か分かったの?』



雪華『分かったわ、でも…』


リン『でも?』


雪華『実はさっき取った2のデータだと、2人共異常が見当たらないの』


リン『えそれってどういう事』


雪華『分からない…』


雪華『でも、これだけはハッキリ言えるわ、2人共正常で嘘も無いって事。』



雪華『考えられるとしたら今の医学じゃ異常が発見出来ない程の“何か”が原因って事になるわね…』



リン『“何か”?』



雪華『やっぱり滝沢君の言う通り“Memory社”に行ってみるのが1番かもね』





その時、滝沢の携帯に一通のメールが届く…



滝沢(んメール…誰からだ?今、俺の事を知ってる奴が居るのか?…)



滝沢が携帯のメールを見る。



メールの内容『全ての真実を知りたければ、谷津町1700ー11.102号室に来い! 私は君の記憶を知る者』



リン『滝沢君、どうしたの?』


リン『メール?』


滝沢がリンと雪華にメールを見せる。



リン『滝沢君の事を知る人?』


雪華『滝沢君、この人に心当たりは有るの?』


滝沢『いいえ、心当たりは有りません…でも、行ってみますねこのままじゃ何も進まないし』



リン『滝沢君私達も行くわよ』


雪華『そうね私達も一緒に行って良いでしょ』



滝沢『それはちょっと…何が有るか分からないし』


雪華『大丈夫よ私達の事なら心配要らないわ


リン『そうよここまで一緒に来たじゃない…だから…最後まで一緒に行きたいの。』


滝沢『……』


リン『お願い、滝沢君私達も連れて行って』


滝沢『分かったよ、じゃあ一緒に行くか』』


リン『うん』




滝沢を説得した上で、3人で谷津に向かう事に…