『Memory's Messiah』(ダークファンタジー)

神道『フハハハ…驚いたか?』


神道『これは、立体映像でもなんでも無い。』


神道『私の野望は打ち砕かれた。』


神道『そして、私の生きる希望も費えた。』


神道『私は、もし、記憶を操っても、また争いが起きる様な世界だったら、地球をぶち壊して、蘇った咲と二人で、宇宙へ行くつもりだった。』


神道『しかし、記憶の操作や、咲を蘇らせ無い今、私など、生きていても仕方が無い。』


神道『そして、争いの絶えないこの地球は、いつかは、破滅する。』


神道『なら、せめて。私の手で、この世界をぶち壊す』


神道『だから、最後に、君達にも私が見てきた地獄を見せてやろうと思ってね。』


神道『私が今、作動させた装置は、地球自身が持つ爆弾“ビックバン”そのものを爆発させる装置だ』


神道『あと、たった5分で地球は消し飛ぶ』


滝沢『何だって』


揺れは、次第に激しくなり、建物が崩壊し始めた。


滝沢が、ふとリン達に目をやると、リンと雪華の頭上に、建物の残骸が、落ちようとしていた。


滝沢は慌てて、リン達の下へ走る。


ガラン


滝沢『リーン』


滝沢は、リン達に覆いかぶさる様にして、瓦礫からリン達を護り、リンを抱き抱えた。



滝沢『リン、大丈夫か?』

すると、リンがゆっつりと目を開けた。



リン『た…っちゃん?…』

生きている滝沢を見たリンは泣きながら、滝沢の名前を呼んだ。



リン『たっちゃん…』


リン『生きてた。』


リン『たっちゃん…』


すると、今度は、雪華も起きて、滝沢がリンを抱える姿を見て驚いていた。



雪華『滝沢君』


雪華『滝沢君、無事だったの』


すると、滝沢とリンの近くに倒れているもう一人の滝沢を見付けた雪華。



雪華『ど、どう言う事?…』


雪華『滝沢君が二人』


その驚く雪華に滝沢が言った。



滝沢『すみません説明はあとでします』