~教室~

朝練がなかった赤也は朝からずっと優のそばにいた。

「今日の放課後、テスト勉強するらしいから一緒に行くぜ!」

「は~い!」

そして、授業中はやっぱり寝ていた優だった。

~放課後~

「みんなそろったね。たしか、優ちゃんは転校生だったよね?」

「はい」

「じゃあ、遅くなったけど自己紹介するね。俺は一回言ったと思うけど、部長の幸村精市だよ。」

「俺は柳蓮二だ。データをとらしてもらうからな。」

「data?」

「(なんで英語なんだよ。)」

真「俺は副部長の真田弦一郎だ。よろしくな。」

「(やっぱり40代に見える…)」

「俺は仁王雅治じゃ。よろしくのぅ。」

「(あれ?)」

「私は柳生比呂士です。よろしくお願いします。」

「なんで入れ替わってるんですか?」

「「「ΣΣΣ」」」

「バレたぜよ。」

「凄いですね。」

「また入れ替わってたのかよぃ!?」

「よく見分けたね。次はブンタが自己紹介して。」

「おう。俺は丸井ブン太。シクヨロ♪」

「(生シクヨロ!!)」

「俺はジャッカル桑原だ。よろしく。」

「赤也は知ってるみたいだからいいよね。優ちゃん、もう一回自己紹介してくれないかな?」