赤也side

「今日のミーティングでは、マネについて話そうと思う。」

「探したけど、ミーハーばっかだぜぃ?」

「俺も知らないな。」

「蓮二も知らないの?…どうしよっか…」

「マネなんぞいら…「黙れよ(黒)」は、はい…」

「ハァ~…本当にどうしよう…」

~♪~♪~♪~

先輩達がマネのことで悩んでいる中、俺の携帯がなった。

「ムッ!誰のだ!!」

「俺のっス。」

「赤也か!!部活中は…「電話?電話ならでていいよ。」

「アザース。」

ピッ

「優、どうした?」

「「「(優??)」」」

(「まだ?」)

「あと少し。ちゃんと迎えに行くから安心しろ。」

(「うん。ゴメンね。」)

「いいって。じゃ、切るな。」

ピッ

「誰だったの?」

「も…もしかして彼女か?」

「違うっスよ。」

「じゃあ、誰なんじゃ?」

「う~ん。…友達?」

「なんで疑問形なんだよ。」
この人はジャッカル先輩。

超苦労人ですっげぇ可哀相な人(笑)

しかも喋り方とか顔とか普通なんだよ。

あとテニス部唯一の常識人だな。

「その人にマネをやってもらうことはできないんですか?」

この人は柳生先輩。

誰に対しても敬語で超紳士!

仁王先輩とダブルス組んでて、よく入れ替わるんだよ。

しかも入れ替わってもほとんどの人は気付かねぇ(汗)

「きっと無理だと思うんスけど…」

「赤也。明日その子放課後に連れてきてよ。」

「無理っスよ。」

「赤也?(黒笑)」

「わ、わかりました!」

そして部活という時間が終わった…