「どうしたんだい?そんなにガックリして。まだまだ本題には入ってないぞ」
「分かってますよっ!!でも、急にそんなこと言われても頭がついていけるはずないでしょう!?」
「別に頭で理解しなくても。実際に見ただろう君は。
空飛ぶ箒に常識では考えられない怪物。
君は自分で見たものを否定するのか?」
…そんなのできるわけないじゃないですか。
私は…体験してしまったんだ。
幻想や想像だと思っていたモノや事柄が現実に在るんだということを。
「んじゃ、改めて。俺は月島 緑(ツキシマ ミドリ)。宜しく、綾小路さん」
「…あの、気になってたんですけど、どうして私の名前知ってるんですか?」
「だって公園で叫んでただろ?」
見てたんなら助けなさいよ!!
危うく死ぬところだったんですよこっちは!!

