『君は二度もわたしたちから娘を奪ったね…。』 怖い形相をしてゆっくりとこちらに近づいてくる。 『君を殺してわたしも麻里のとこへ行くよ。』 ゆっくりとナイフが俺に向けられた。 『おじさん…あんたの好きにしな。俺は最低な人間だ。娘さんをあんな風にした俺が悪い。』 俺は諦めた。