トンッ ビクッ 安心している時に肩を叩かれやっぱりばれて戻ってきたのかとびっくりした。 『お疲れ、何ビビってんだよ。』 声をかけてきたのは浩太だった。 『なんだ、浩太か。』 『どうだ、初めてのホストは?』 『疲れたよ。』 『そのうち慣れるよ。案外楽しいぜ。』 今の俺には楽しいというより接客してる時間が苦痛で仕方ない。