「危ないって!なっ?送ってくから。」 「………好きにすれば。」 あたしはそっけなくそう言って歩き出した。 「…好きにするっ。」 転校生は笑いながらあたしの後をつけていく。 …あたしが今まで見てきた男と、 少なくとも、この転校生は違うのかもしれない………。 って! あたしは何考えてんの…。 男なんてみんな同じ…。