もうここらで一発…ここはハッキリ言ってやった方がいいよね。





あたしは勢いよく席を立つと転校生を睨みながら言った。




「あのさっ…あたしは男が大っ嫌いなのっ!!!
 男なんかと関わりたくないわけ。分かる?
 ……もうあたしに関わんないで。」




あたしはそう言って教室を出た。




…さすがにもう何も言ってこないでしょ。



事件解ー決っ。






この時は、考えもしなかったんだ。







あたしがまさかあんな男に人生をめちゃくちゃにされるなんて………。