「また野球見てたんだ?」 「…まぁ。」 あたしは俯きながらそう呟く。 「…あ、そうだっ! 俺、練習終わったし…一緒に帰んねぇ?」 「え!?」 陽からそんなことを言ってくれて…。 「いいの?」 「…おうっ!」