陽…いるかな? なんて思いながらいつものところに腰をかける。 「……あ…いたっ。」 あたしの視線の先には、ノックを受けている陽の姿が。 「さぁ来い!!」 陽は、そう叫んで慣れた手つきでボールをさばいていく。