希咲の母親に教わったカラメルミルクを、1年くらい前から俺が陽子さんに教えている。
だけど…
「陽子さんの作るカラメルミルクって、いつも甘過ぎるんだよね」
俺の教え方が悪いのか、少しだけ不器用な陽子さんには難易度が高いのか、まだ希咲が認めてくれる物は出来ていないらしい。
「まぁ、不器用なりに頑張ってるのはわかるんだけどさ。あっ、だから、凪兄のが美味しく感じるのかもしれないって言うかっ……!」
それでもどこか嬉しそうに話す希咲を見ていると、実はもう陽子さんのカラメルミルクは認められているんじゃないかと思う。
だけど…
「陽子さんの作るカラメルミルクって、いつも甘過ぎるんだよね」
俺の教え方が悪いのか、少しだけ不器用な陽子さんには難易度が高いのか、まだ希咲が認めてくれる物は出来ていないらしい。
「まぁ、不器用なりに頑張ってるのはわかるんだけどさ。あっ、だから、凪兄のが美味しく感じるのかもしれないって言うかっ……!」
それでもどこか嬉しそうに話す希咲を見ていると、実はもう陽子さんのカラメルミルクは認められているんじゃないかと思う。



