「……ん……ぁっ」

右大臣あべみうしの手はそのままかぐやの小袿の中に……。

「……可愛いですね、男の子なのに」

声が……、

「可愛いとか言うな……やめ……っ!」

「……ホントに胸ぺったんこだ」

手つきが……、

「や……ぁっ!」

伝わる体温も……、

「声も容姿も女の子みたいなのに体は男の子なんですねぇ……」

「も……やめ……て……?」

「やめるんですか?」

全てが……

「……うん」

気持ち悪い……帝の方が良い……。

「こんなに濡れちゃっ」

「おーっと手が滑ったぁ」

バッシャーンッという音と共に棒読みで帝登場!

「冷た……」

「あなたはかぐやに何をなさっているのですか?」

「何って見れば分かるでしょう?」

「かぐやは嫌がっているじゃないですか」

顔をほんのりと紅くして瞳に涙を浮かべている。

なんて淫らな……。