町に出ると、私は一層孤独感を感じた。 ビルもあるし、車も通る。 歩く人々はそれぞれに流行りの服を来て。 それでも、私が17年間住み続けてきた町ては似ても似つかわなかった。 お気に入りのカフェはないし。 好きな服屋さんもない。 何も知らないこの町で私はこの孤独感と戦って、先生の事も忘れて、前を向いて歩いていかなきゃならない。 でも、頭でわかっていても、心が付いていかない。 空を見上げて見る。 綺麗な青が広がっいて、気持ちいいくらいだった。 先生? 頑張れって言ってくれてるの?