これでもかってぐらいに速く階段を駆け降り、下駄箱に直行。 やっぱ憂の靴がない。 俺も靴に履きがえ、憂のあとを追いかけた。 今日は急いでるって……ぜってー嘘だ。 避けてる。 んでだよ!! それを聞くためにも、憂に話し聞かないと。 俺はいつ帰ったかわからない憂のあとを追った。