『お前は、一生無理だ。』




『……っ!』



姫が、部屋を出て行った。





そりゃ、好きな人に存在を認めてもらえないなんて…






苦しいに、決まってる。



「…っ、最低!!」





あたしは、先輩にそう一言言うと、姫を追いかけた。