「はあ?」




「つーちゃんのことは、名前で呼んでるでしょ?あたしのことも、名前で呼んで下さい!!」





…なんでそこでつばさが出てくるんだ?






「…俺は、認めたやつしか名前で呼ばない。」





「つーちゃんのことは、認めてるんですか……?」



「あぁ。」





「じゃあっ、どうしたら認めてくれますか!?」




しつこいなっ…。






「お前は、一生無理だ。」





「……っ!」



片代Ⅱは、泣きそうな顔をして、部屋を出て行ってしまった。