「イツキ…あなたに、一億円寄付しますわ。」 「えっ…一億!?」 桁外れなその値段に イツキは驚いていた。 「えぇ…差し上げます。返さなくてよろしいですわ。だから…」 桃は 涙を流した。 イツキは、 桃を“綺麗” だと思った―