続!イジワル王子とお姫様

「ナツキくーんっ、大好きーっ!!」


……はぁ。叫べども、伝わらず。


テレパシーとか、この世にナイから。


それでもちょっとは期待していた自分が悲しい。


「ナツキくーん!」


……えっ!?


もう一度、私が叫んだ途端……なぜか今回に限って、ナツキくんが顔を上げた。


うわっ、うわっ!


コッチ……見てるぅ。


ナツキくんは驚愕の表情で、私を見上げてる。


聞こえないんだったら……いいよね。


ついでに、叫んじゃおう!