続!イジワル王子とお姫様

あまりに一瞬だったんだけど、ナツキくんは私の口に指でちょこっと触れると


そのままジュースを買いにいってしまった。


しかも、その指を自分の口に持っていって、ペロッとなめてたような……。


キャーッ!!


ちょっと、今、見たっ?


誰に言うでもなく、キョロキョロと周りを見る。


誰もコッチを見てはいないけど、私だけテンション上がりまくり。


もう、ジュースいらないよぉ。


ずっと、ずっとナツキくんと一緒にいたい。


けど、今のこの顔は見せられないな。


矛盾を感じながらも、かあぁーっと熱くなる顔を、片手で押さえる。


……どうしよう。


今までもナツキくんが大好きだったけど、


ホントに今日は、ナツキくんへの「好き」が、爆発しちゃいそうだよ。